名古屋市昭和区の個別療育・個別学習・心理支援に特化した児童発達支援・放課後等デイサービス

癇癪が起きる前にできる5つの予防法

癇癪が起きる前にできる5つの予防法 ~心理師がおすすめする毎日の関わり方~

「癇癪が始まると止まらない…」
そんな時、多くの保護者は「どうやって落ち着かせよう」と考えます。

もちろん、その場の対応も大切です。しかし心理師の視点では、癇癪は『起きてから対応する』より、『起きにくい環境をつくる』ことが何より重要だと考えます。

目次

① 癇癪が起こりやすいパターンを見つける

まずは、「いつ」「どこで」「何をしている時」に癇癪が起こりやすいのかを観察してみましょう。

例えば、

  • お腹が空いている夕方
  • ゲームを終わる時間
  • 買い物中
  • 保育園や学校から帰宅した直後

パターンがわかると、事前に対策を考えやすくなります。

② 予定を見える形で伝える

発達特性のあるお子さんは、「次に何が起こるかわからない」ことに不安を感じやすいことがあります。

「あと5分でおしまいだよ」
「この絵本を読んだらお風呂だよ」

など、言葉だけでなく、絵カードやスケジュール表を使うと安心につながることがあります。

③ 「できた!」を増やす

注意されることが続くと、子どもはストレスをためやすくなります。

小さなことでも、

「靴をそろえられたね。」
「自分で片づけられたね。」

と認めてもらえる経験は、安心感や自己肯定感を育てます。

④ 疲れる前に休憩する

癇癪は、疲れや刺激の積み重ねで起こることも少なくありません。

静かな場所で休憩する、水分補給をする、好きな遊びで気持ちを切り替えるなど、「疲れ切る前のひと休み」が予防につながることがあります。

⑤ 保護者自身も頑張りすぎない

毎日100点の対応をすることはできません。

保護者が疲れていると、お子さんもその変化を敏感に感じ取ります。

「今日は無理をしない日」と決めることも、立派な子育てです。

心理師からお伝えしたいこと

癇癪をゼロにすることは目標ではありません。

お子さんが安心して気持ちを伝えられる経験を積み重ねることで、少しずつ感情をコントロールする力は育っていきます。

困った行動だけを見るのではなく、その背景にある気持ちや困りごとに目を向けることが、お子さんの成長への第一歩です。

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この記事を書いた人

監修・執筆
心理発達支援教室にじのそら代表
公認心理師・児童発達支援管理責任者

このブログでは、発達障害や子育て、学習、就学、不登校などについて、心理学の専門的な知見を、保護者の皆さまにわかりやすくお伝えしていきます。

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