心理師が考える学習・療育時間

長くやるより、続けられることが大切。心理師が考える「30~45分」の学習・療育時間
「もっと長く勉強した方が力がつくのでは?」
「療育は1時間くらいやった方が効果があるのでは?」
そう考える保護者の方は少なくありません。
しかし、心理学や認知科学の視点から見ると、学習や療育は「長くやること」よりも、「集中して取り組める時間」で行うことの方が大切だと考えられています。
特に、発達に特性のあるお子さまの中には、ワーキングメモリー(頭の中で情報を一時的に保持しながら処理する力)が弱かったり、注意を持続することが苦手だったりするお子さまがいます。
そのようなお子さまにとって、集中力が切れた状態で学習を続けても、学習内容が十分に定着しないことがあります。疲れや失敗体験だけが残り、「勉強はつらいもの」というイメージにつながってしまうこともあります。
実際に、小学校の授業時間も45分が基本です。これは、子どもの発達や集中力を考慮した時間設定です。
私たちは、それより短い30~45分程度が、一人ひとりのお子さまにじっくり向き合いながら支援するには最も効果的な時間だと考えています。
そして、もっと大切なのは**「毎日続けられること」**です。
1回90分学習するよりも、30分を毎日積み重ねる方が、記憶の定着や学習習慣の形成につながりやすいことが、多くの心理学研究でも示されています。
「今日は30分頑張れた。」
「また明日もやってみよう。」
そんな成功体験を積み重ねることが、自己肯定感を育て、自ら学ぶ力へとつながっていきます。
心理発達支援教室 にじのそらでは、30~45分の完全マンツーマンで、お子さまの発達特性や集中力、その日のコンディションに合わせた支援を行っています。
「ただ時間を過ごす療育」ではなく、一人ひとりに合わせた密度の高い支援で、「できた!」を積み重ねることを大切にしています。
短い時間だからこそ集中できる。
集中できるから身につく。
そして、それを無理なく続けることで、お子さまの成長は着実に積み重なっていきます。
私たちは、その一歩一歩を大切に支援していきます。
